個人向け国債

個人向け国債キャッシュバックキャンペーン証券会社比較、キャッシュバックで高金利の運用、その定期預金換算金利は?

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個人向け国債、その安全性とキャッシュバックキャンペーンで人気の商品ですが、どこの証券会社で購入するのがお得なのか比較します。また、キャッシュバックを定期預金に換算した場合の年利はいくらになるのか、さらに、個人向け国債を長期で保有する場合のキャッシュバックを含めた実質年利も検討します。

個人向け国債には、変動10年固定5年固定3年の3種類がありますが、以下の計算は、現時点では最も有利であろう変動10年についてのみ行います。
*本記事で単に個人向け国債という場合は変動10を意味します。

[最終更新日:2023.2.8]個人向け国債の長期保有において利率上昇時の場合を追記。
[2020.9.5]2020.9募集分からのキャッシュバック減額を受けて最新の情報に更新

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個人向け国債はどこの証券会社で購入するのがお得?

キャッシュバック・キャンペーンを実施している証券会社で購入する事

先ず、個人向け国債はキャッシュバック・キャンペーンを実施している証券会社で購入する事を強くお勧めします。

各証券会社のキャッシュバック・キャンペーンの実施状況は下記ページを参照して下さい。
*キャンペーンは毎月実施するとは限りません

 

キャッシュバックキャンペーン 証券会社比較

前述のように2020年9月募集分より手数料体系の変更、そしてキャッシュバック金額が減額となりましたが、変更後、キャンペーン実施を発表している、

大手店頭証券のSMBC日興証券大和証券野村證券みずほ証券

ネット証券のSBI証券

この5社について比較します。

*楽天証券はキャンペーンを実施する月が少ない為、ここでは割愛します。
*SMBC日興証券は現金に加えVポイントギフトもプレゼントされますが、ここでは現金プレゼントのみを考慮して計算。

 

各証券会社の個人向け国債キャッシュバック金額・還元率

各証券会社のキャッシュバック金額、及び還元率(=キャッシュバック金額/購入金額)を下表にまとめます。

SMBC日興証券大和証券野村證券みずほ証券のキャッシュバック金額は同じですので、これら大手店頭証券とネット証券のSBI証券との比較になります。

有利な方を赤字で示しています。また、表中()内が還元率です。

*大手店頭証券でも個人向け国債の購入はネットで可能です。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]

個人向け国債(変動10年) キャッシュバック金額・還元率 
購入金額  日興証券
大和証券

野村證券
みずほ証券
SBI証券
以上 未満
1万円 50万円 --- ---
50万円 100万円 --- 500円
(0.100%)
100万円 200万円 1,000円
(0.100%)
1,000円
(0.100%)
200万円 300万円 2,000円
(0.100%)
2,000円
(0.100%)
300万円 400万円 4,000円
(0.133%)
3,000円
(0.100%)
400万円 500万円 5,000円
(0.125%)
4,000円
(0.100%)
500万円 600万円 7,000円
(0.140%)
5,000円
(0.100%)
600万円 700万円 8,000円
(0.133%)
6,000円
(0.100%)
700万円 800万円 9,000円
(0.129%)
7,000円
(0.100%)
800万円 900万円 11,000円
(0.138%)
8,000円
(0.100%)
900万円 1,000万円 12,000円
(0.133%)
9,000円
(0.100%)
1,000万円  14,000円
(0.140%)
10,000円
(0.100%)
以降100万円毎に 1,400円
(0.140%)
1,000円
(0.100%)

 

キャッシュバック金額・還元率をグラフにしたのが下図。

*図中、大手店頭証券とはSMBC日興・野村證券・大和証券・みずほ証券。(SMBC日興証券はVポイントを含まず)

個人向け国債キャッシュバックキャンペーン

個人向け国債キャッシュバックキャンペーン

各証券会社とも100万円毎にキャッシュバック金額があがっていきますので、100万円単位で購入するのがお得です。(SBI証券は50万円でも還元率は同じ)

そして最も還元率が高くなるのが、

大手店頭証券は、500万円ちょうど、または1,000万円以上100万単位の0.140%

SBI証券は50万円、そして100万円以上100万円単位の0.100%

基本的には大手店頭証券の方がキャッシュバック金額・還元率が高く有利です。

但し、SBI証券は50万円からキャッシュバックの対象となること、また300万円未満は大手店頭証券と同じです。

例えば、550万円購入したい方、500万円を大手店頭証券、50万円をSBI証券と分けて買うのもお得な方法です。

 

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個人向け国債キャッシュバックを定期預金の金利に換算すると?

キャッシュバックの定期預金換算金利

個人向け国債のキャッシュバックを定期預金の金利に換算してみます。

個人向け国債を1年経過後解約するという前提です。

定期預金の金利は通常、税引前の金利で表示されていますが、実際は、その利息に20.315%が源泉徴収されます。

そこで、個人向け国債のキャッシュバックを年利換算し、それを(1-20.315%)で割る事で、(税引前の)個人向け国債キャッシュバックの定期預金換算金利(年利)となります。

定期預金金利と比較する場合、この定期預金換算金利を用いる方が、より比較しやすいかと思います。

 

このようにして求めた定期預金換算金利を下図にまとめます。

*図中、大手店頭証券とはSMBC日興・野村證券・大和証券・みずほ証券。(SMBC日興証券はVポイントを含まず)

個人向け国債キャッシュバック定期預金換算金利

大手店頭証券の場合、最大0.176%

SBI証券でも最大0.125%

となります。

銀行・信用金庫によっては、この年利以上の定期預金もありますが、比較的高金利の部類と言って良いでしょう。

*2020年3月までは最大0.502%でしたので、この時と比較するとかなり低くなってしまいましたが。

個人向け国債のキャッシュバックの(税引前)定期預金換算金利を、銀行預金金利と比較したのが下記記事です。(1年定期預金のランキングを見て下さい)

 

これを参考に、個人向け国債を購入するか定期預金に預けるか検討してみて下さい。

 

個人向け国債を長期保有すると?

上記定期預金換算金利は、個人向け国債を購入後、1年後に解約するという前提で計算しています。個人向け国債は1年以上経過すると中途換金できます。但し、ペナルティーとして直前2回分(利子は半年毎に支払い)の利子相当額が差引かれます。即ち、1年で解約すると、個人向け国債そのものの利息はなく、キャッシュバックのみとなります。

それでは、個人向け国債を1年超保有するとどうなるでしょうか?

変動10の場合、将来、実勢金利(10年固定利付国債)が上がれば、個人向け国債の利率も上昇していきますが、ここでは利率固定として3通りの利率を仮定して計算します。

SMBC日興証券などの大手店頭証券で購入し、キャッシュバックを受取り、1年後、2年後、3年後、5年後に解約、さらに10年満期まで保有した場合の年利をグラフにまとめます。(キャッシュバック、及び利子への課税は考慮していません。)

*キャッシュバック、利息に対する運用は考慮せず、単純に保有期間に受け取ったキャッシュバック金額+利息を保有年数、及び購入金額で割った単利の年利です。

利率 0.05%固定と仮定

個人向け国債キャッシュバック定期預金換算金利と保有年数

利率0.05%の場合(2016年後半より2021年までは多くの月で最低保証の0.05%でした)、1年で解約した場合は、先に示したキャッシュバックだけの定期預金換算金利と同じですが、2年、3年と保有期間が長くなるにつれ年率の定期預金換算金利は下がっていきます。

1,000万円購入した場合、1年後に解約すれば0.176%もあった年利が、3年経つと0.092%まで下がります。この程度の金利だったら最初から高金利の1年定期預金に預けた方がずっとお得です。

 

利率 0.15%固定と仮定

個人向け国債キャッシュバック定期預金換算金利と保有年数

利率0.15%固定の場合、短期解約と長期保有での損得は微妙なところ。

個人向け国債の利率がキャッシュバックの換算金利と概ね同等の場合が損得の分岐点になると推測されます。

 

利率 0.30%固定と仮定

個人向け国債キャッシュバック定期預金換算金利と保有年数

2023年に入り金利が急激に上昇し、個人向け国債の利率も0.3%を超えています(2023.1/2時点)

利率0.30%の場合、もはや、キャッシュバック相当の利率より、国債そのものの利率が高い為、短期での解約は大きく損する事になります。

 

個人向け国債のお得な利用方法。~キャッシュバック・キャンペーンで実質高金利で運用する方法~

国債が低金利の場合

個人向け国債が最低保証金利の0.05%のように低金利の時代においては、前章で示したように、長期に保有するとキャッシュバックを含めた実質年利は下がる一方です。

そこで、個人向け国債を1年毎に購入・解約を繰り返していくのです。

その際、1年分の利息相当額がペナルティとして差し引かれますが、もともと僅かな金利ですのでキャッシュバック金額に比べて微々たるものです。

ただ、多くの証券会社が、解約・すぐに再購入ではキャッシュバックを貰えないルールになっています(購入額から売却額を引いた金額に対してキャッシュバック金額が決まります)。そこで二つ以上の証券会社の口座を開設する事をおすすめします(A証券の国債解約、資金移動してB証券で再購入・・・)

この方法で、最大0.176%相当の年利で運用する事が出来ます。(キャッシュバックに課税されないと仮定した場合)

 

国債利率が上昇傾向にある場合

キャッシュバックの定期預金換算金利は最大でも0.176%ですので、個人向け国債の利率がこれよりも高い場合は、短期での解約は寧ろ損する場合があります。長期で保有する方が望ましいでしょう。

ただ、個人向け国債変動10は変動金利ですので、購入当初は高い金利だったとしても将来金利が下がる可能性も十分あります。その時点で、解約を検討するのも一つの方法でしょう。

尚、定期預金との比較においては、その時のそれぞれの金利、個人向け国債のメリット・デメリットを十分理解した上で選択する事をお勧めします。

因みに管理人は当面使用予定のない資金を個人向け国債変動10、それ以外の無リスク資産を好金利の定期預金に預けています。

 

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まとめ

以上、個人向け国債キャッシュバックキャンペーン、どこの証券会社が最も多くキャッシュバックをもらえるか、そして、その定期預金相当の年利、さらに、長期保有する場合も含めて検討しました。

低金利の場合は、短期(1年)で解約、再度購入を繰り返し、キャッシュバックだけをもらう方法がお得でしたが、金利が上がるにつれ、このメリットは薄れ、寧ろ長期保有の方が得になります。

 

いずれにせよ、折角、個人向け国債を購入するなら、キャッシュバックキャンペーンを上手く利用する事です。

高額で購入する場合は、SMBC日興証券野村証券大和証券、みずほ証券などの大手店頭証券を利用した方が良いでしょう。

また少額で購入する場合は、SBI証券をお勧めします。
*SBI証券は(過去においては)毎月キャンペーンを実施し、50万円以上からキャッシュバックが貰えます。
また購入だけでなく、中途換金(売却)もネットで手続きできるもメリットです。

公式サイトSBI証券

個人向け国債キャッシュバックキャンペーンは毎月実施するとは限りません。最新のキャンペーン実施状況は下記ページを参照して下さい。

 

また、個人向け国債ではなく、定期預金に預入する場合は、金利の高いネットバンキングを上手く利用する事です。銀行等で実施しているキャンペーンは下記ページを参照して下さい。

 

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