楽天証券は2020年8月 個人向け国債の購入でポイントがもらえるキャンペーンを実施します。
大手店頭証券が2020年8月もキャッシュバックキャンペーンを実施しない事もあり、非常に有利なキャンペーンとなっています。
*本キャンペーンは終了しました。
最新の個人向け国債キャンペーンの実施状況は下記ページをご覧ください。
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見出し
楽天証券 夏の個人向け国債 Wキャンペーン ~ポイント還元~
キャンペーン期間
エントリー期間 : 2020年8月7日(金)9:00 ~ 8月31日(月)14:30
販売期間 : 2020年8月7日(金)9:00 ~ 8月31日(金)14:30
キャンペーン特典を受けるにはエントリーが必要です。
対象商品
2020年8月募集個人向け国債
- 変動10年第125回
- 固定5年第113回
- 固定3年第123回
利率は全て最低保証金利の0.05%です。(変動10は初回利率)
利率としての魅力はありません。あくまで目的はキャンペーンです。
キャンペーン内容 ~ポイント & 東北楽天ゴールデンイーグルス グッズ プレゼント ~
特典1 : ポイント・プレゼント
買付金額に応じて下表のポイントがプレゼントされます。
*ポイント還元の対象になるのは10万円以上購入した場合です。
合計買付金額 | ポイントプレゼント額 | |
10年債 | 5年債 3年債 |
|
10万円以上100万円未満 | 合計買付金額 x 0.10% | 合計買付金額 x 0.10% |
100万円以上500万円未満 | 合計買付金額 x 0.20% | 合計買付金額 x 0.20% |
500万円以上 | 合計買付金額 x 0.30% |
低金利の今、あえて固定5年、3年を選択する意味は無いように思えます。
ポイントプレゼント額の大きい変動10を選択した方が良いでしょう。
*付与ポイントは楽天証券ポイント。楽天証券ポイントは楽天ポイントへ1:1で交換可能です。楽天ポイントコースの方は自動的に交換。
特典2:東北楽天ゴールドイーグルス グッズプレゼント
合計買付金額(*) 200万円以上の方から抽選で100名に東北楽天ゴールドイーグルス オフィシャルグッズがプレゼントされます。
(*)合計買付金額は10年債の合計買付金額、5年債・3年債の合計買付金額をそれぞれ集計し抽選対象となります。
10年債の合計買付金額、5年債・3年債の合計買付金額は合算されません。
公式サイト楽天証券
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楽天証券と他の証券会社の個人向け国債キャッシュバックキャンペーン、どちらがお得?
SBI証券、および大手店頭証券でも個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
*2020年8月はSMBC日興証券、みずほ証券、大和証券、野村證券ともキャンペーンを実施しませんので、過去に実施したキャンペーンとの比較になります。
*SBI証券は8月も実施します。
楽天証券の場合はキャッシュバックではなくポイント還元ですが、これを1ポイント=1円と仮定して他社と比較してみます。
全て変動10の場合です。
キャッシュバック金額 or ポイント還元額
SBI証券、大手店頭証券の一例としてSMBC日興証券、みずほ証券、そして楽天証券のキャッシュバック金額(ポイント還元額)を比較してみます。
*大手店頭証券(SMBC日興、野村證券、大和証券、みずほ証券)のキャッシュバック金額は基本的には同じですが、700万円以上1,000万円未満の場合だけみずほ証券が若干高くなっています。
*大手店頭証券は100万円以上、SBI証券は50万円以上、そして楽天証券は10万円以上の購入でキャッシュバック・ポイント還元の特典を受けられます。
下図は購入金額に対してキャッシュバック or ポイント還元金額をプロットしたもの。
緑でプロットした楽天証券が殆どの購入金額で同等または有利になっています。
(700万円超734万円未満、800万円超867万円未満、900万円超はみずほ証券が有利、1,000万円以上はSMBC日興証券、みずほ証券等の大店頭証券が有利です)
楽天ポイントでも構わない方、100万円未満の購入(10万円以上)、そして100万円単位以下の端数で個人向け国債を購入する方には楽天証券もお勧めできる証券会社です。
ただし、100万円以上100万円単位、特に1,000万円以上の場合はSMBC日興証券などの大手店頭証券がお勧め。
繰り返しになりますが、大手店頭証券は2020年4月以降キャンペーンを実施していませんので、あくまで仮定の比較です。2020年8月にキャンペーンを実施するのは楽天証券、SBI証券の2社です。
楽天証券の個人向け国債ポイント還元を定期預金相当の金利に換算したら?
楽天証券、および他の証券会社を含めた個人向け国債のキャッシュバック・ポイント還元を定期預金相当の金利に換算してみます。
定期預金の利息には20.315%が所得税・住民税として源泉徴収されます。
そこで、個人向け国債のキャッシュバックを年利換算し、それを(1-20.315%)で割った値を、(税引前の)個人向け国債キャッシュバックの定期預金換算金利と定義します。
定期預金金利と比較する場合、この定期預金換算金利を用いる方が、より比較しやすいでしょう。
*個人向け国債は1年後解約する事が前提です。
(注意)キャッシュバックに税金がかからないわけではありません。個人向け国債のキャッシュバックの税金については下記記事を参照して下さい。
参考記事個人向け国債キャッシュバック・キャンペーンの税金、課税されてもお得なキャンペーン。
楽天証券の個人向け国債のポイント還元、(税引き前)定期預金換算利率をまとめる下表のようになります。
合計買付金額 | (税引き前)定期預金換算金利 |
10年債 | |
10万円以上100万円未満 | 0.13% |
100万円以上500万円未満 | 0.25% |
500万円以上 | 0.38% |
100万円未満では平凡な金利ですが、100万円以上なら高金利定期預金に匹敵、あるいはそれ以上の利率になります。
繰り返しになりますが、金利は個人向け国債を1年後に解約した場合の年利です。長期に保有すれば、実質的な年利はどんどん下がっていきますのでご注意を。
以上、楽天証券の個人向け国債キャンペーンのお知らせでした。
個人向け国債は毎月販売されますが、楽天証券のキャンペーンは毎月実施するわけではありません。購入予定の方はお急ぎください。
また、個人向け国債の手数料体系変更に伴い、キャンペーンは今後、縮小または中止される可能性もあります。
公式サイト楽天証券