低金利の今、銀行をより賢く使う必要があります。
都市銀行の定期預金に預けても殆ど利息が付かないのが現状ですが、探せば今でも高金利の銀行(信用金庫)が多くあります。このような銀行を探し、口座開設、預入する労力を惜しまない事です。
そして、折角、高金利の銀行に預けても、振込やATMで手数料を払っていたのでは本末転倒です。
少しでも高い金利、無駄な手数料を支払わないことが大切。
用途に応じて銀行を使い分けるのも一つの方法でしょう。
[最終更新日:2020.4.30]イオン銀行普通預金最大金利0.10%に引下げ。
[2019.7.16]あおぞら銀行インターネット支店がBANK支店へ名称変更。普通預金金利改定。
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高金利の銀行・信用金庫で着実な資産運用を!
下記ページに銀行・信用金庫の普通・定期預金金利のランキングをまとめてあります。
銀行選択・定期預金預入先の参考にして下さい。
振込手数料・ATM手数料を支払わない
多くの銀行で、無条件、あるいは一定の取引条件を満たすことで他行あて振込手数料が無料となるサービスを実施しています。
そういった銀行、条件をまとめたのが下記ページです。
また主なネット銀行、地方銀行インターネット支店の対応ATMを下記ページにまとめてあります。手数料無料のATMを活用しましょう。
用途・目的別 お勧めの銀行
(注意)以下記載のキャンペーン等はあくまで過去の実績を記載しているものであり、将来の実施を保証するものではありません。
メインバンクとしてお勧めの銀行
新生銀行
無料で使えるATMの多さ、振込手数料無料などの利便性の高さからメインバンクとして使えるのが新生銀行。
ただし、新生ステップアッププログラムで新生ゴールド以上を確保する必要があります。
*無条件の新生スタンダードではATM引き出しが有料となります。
公式サイト新生銀行
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行も多くの無料ATM、振込手数料無料のサービスがあります。
しかもランクを上げるのが比較的簡単。
例えば振込手数料が月3回無料となるランク2なら、外貨預金とSBIハイブリッド預金の両方に残高があればOKです。
金額に指定がないので外貨預金1ドル、SBIハイブリッド預金1円でも構いません。普通預金の一種であるSBIハイブリッド預金はSBI証券との銀行・証券連携サービスで、SBI証券の口座開設が必要ですが、SBI証券での取引条件などはありませんし、口座維持手数料もかかりません。
預金金利、通常時は高くありませんが、(過去の実績では)ボーナス時期に行う円定期預金キャンペーンはネット銀行の中で最高水準の金利でした。
住信SBIネット銀行はSBI証券と同時に口座開設する事をお勧めします。
前述のように容易にランクを上げる事が出来ます。
公式サイトSBI証券 (住信SBIネット銀行、SBI証券両方の口座開設が可能)
公式サイト住信SBIネット銀行
イオン銀行
イオン銀行もATMの利便性では負けていません。
特にイオン店舗がお近くにある方や電子マネーWAONを使う方にお勧め。
取引条件により普通預金金利が高金利(店頭金利~最大0.10%)になるのもうれしい特典。(0.05%であれば比較的容易な条件で達成可能)
勿論、取引条件により他行宛て振込手数料が一定回数無料となります。
公式サイトイオン銀行(キャッシュ+デビット)
好金利定期預金を取り扱っている銀行
SBJ銀行
韓国資本の銀行ですが、円預金は預金保険制度の対象で1,000万円までは安心して預け入れられます。
常時金利が高く、そしてボーナス時期に行う事が多いキャンペーンではさらに高金利となります。
特に、100万円上限の1年定期<ミリオくん>、2年定期<ミリオくん2>がお勧め。
SBJダイレクト(ネットバンキング)では無条件で他行宛て振込手数料が月7回まで無料と利便性にも問題ありません。
公式サイトSBJ銀行
オリックス銀行
オリックス銀行も常に高水準の金利が魅力の銀行の一つです。
しかも無条件で月2回まで他行あて振込手数料が無料です。
キャッシュカードはありませんが、定期預金専用の銀行として使う分には問題ありません。
公式サイトオリックス銀行
あおぞら銀行 BANK支店 (旧インターネット支店)
あおぞら銀行 BANK支店(旧インターネット支店)も常時金利の高い銀行で、ボーナス時期には金利が上がったりキャンペーンを実施する事もあります。
また普通預金金利が無条件で0.20%(変動金利)と最高水準の好金利なのも魅力の一つです。
条件により他行宛て振込手数料が最大月3回無料、またゆうちょ銀行のATMが入出金無料で使えます。
公式サイトあおぞら銀行インターネット支店
高金利地方銀行インターネット支店
ネット専業銀行のように振込手数料無料のサービスはありませんが、地方銀行インターネット支店には、もっと高金利の銀行が多くあります。
殆どの銀行がコンビニATMに対応していますので、全国どこからでも利用できます。
(各銀行名をクリックすると詳細な解説記事にリンクします)
証券口座と同時に開設したい銀行
証券口座と同時に口座開設することでより便利に使える銀行があります。
(既に解説した住信SBIネット銀行もその一つです)
楽天銀行
楽天銀行だけでも十分使える銀行ですが、楽天証券も口座開設し、証券・銀行口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定する事で普通預金金利が0.10%となるのが魅力の銀行です。
勿論、楽天証券の口座管理手数料は無、マネーブリッジの手数料も不要です。
取引条件によって他行宛て振込も一定回数無料になりますし、楽天スーパーポイントが貯まるサービスもあります。
*無条件のベーシックではATM引き出しが有料となります。
公式サイト楽天証券
GMOあおぞらネット銀行
GMOクリック証券との銀行・証券口座連携サービス「証券コネクト口座」の金利が0.11%と普通預金としては最高水準の金利となります。
外貨預金残高、Visaデビット利用額などで決まるステージに応じて他行あて振込手数料が無料となるサービスもあります。(無条件で月1回は無料)
下記、GMOクリック証券公式サイトより証券・銀行の両方の口座が同時に開設出来ます。
公式サイトGMOクリック証券
GMOあおぞらネット銀行だけの口座開設は下記公式サイトより可能です。
公式サイトGMOあおぞらネット銀行
大和ネクスト銀行、野村信託銀行
それぞれ大和証券、野村證券の口座開設が必須です。
両行とも無条件で振込手数料が無料となるのが最大の魅力。
大和ネクスト銀行は自分宛なら無制限、他人名義でも月3回まで他行あて振込手数料が無料、
野村信託銀行は月10回も無料で他行に振込できます。
その他の魅力の銀行
東京スター銀行
「口座取引明細書の郵送をしない」という簡単な条件で月3回の振込手数料が実質無料となるのが東京スター銀行。
*実質無料:後日キャッシュバック
コンビニを含むATM出金手数料が月8回実質無料で利便性も問題なし、
さらに給与振り込みで普通預金金利が0.10%となるのも大きな魅力の一つです。
公式サイト東京スター銀行
auじぶん銀行
新規口座開設者限定のデビュー応援プログラムでの高金利定期預金、
auカブコム証券との銀行・証券連携、
そして取引・残高に応じてATM手数料、他行宛て振込手数料無料のサービスもあります。
公式サイトauじぶん銀行
ソニー銀行
主要コンビニを含む多くのATMが最低4回は無料で利用できる利便性の良さ、
無条件で月1回、Sony Bank WALLETを所有するだけで月2回他行宛て振込手数料が無料となるのがソニー銀行。
ボーナス時期に比較的高金利の円定期預金キャンペーンも実施しています。
公式サイトソニー銀行
以上、各銀行のサービスをまとめました。
給与振り込みに使っている一行だけでなく、用途に応じて銀行を使い分けてみるのは如何でしょうか?
少しでも高い金利、無駄な手数料の削減で、効率的に資産運用を行いましょう。
尚、同じ銀行に1,000万円以上預ける場合はペイオフに注意してください。